2009年9月14日月曜日

スタッフのオハナです。
今日は我が家が毎年夏と冬にキャンプに訪れる、北軽井沢にある、
「SweetGrass」というキャンプ場から届いたメールを紹介します。
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15年前、生まれたてのキャンプ場は見渡す限り一面の原っぱでした。

樹木と言えば、現在のイベントハウス裏にあるカラマツ十数本のみでした。

SG(SweetGrass)おじさんはじめスタッフは、「木を植える男」となって、場内に千数百本の木々を植え続けてきました。枯れてしまった木々もあります。
気候風土に合った樹木として植え込んだつつじ科の苗木200本は一年で全滅。
火山荒地の悪条件にもかかわらず、太陽と水の恵みを得て、木々に寄せる私たちの思いはく挫けることなく続けられました。木々は毎年、確実に成長し、スウィートグラスのフィールドを、心地よい自然空間へと整えてくれました。

フィンランドには、「Luomu (ルオム)」という“自然に従った暮らし”をしようという考えがあります。
水と森林の国フィンランドの人々が永年培ってきた思想です。

ルオムでは、自然(森)の成長と社会(人間)の成長を調和させるために「自然との共生」を社会全体で模索します。「ルオム」がライフスタイルとして定着することによって、私たちは、持続可能な社会を実現するスタートラインに立つことができるのではないでしょうか?

SweetGrassは、そのフィールドを作り上げることで、「ルオム」を体現したいと考えています。

「人は自然の一部」と感じられるようなフィールド作りと提案をこれからも続けていきたいと思います。
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我が家が最初に訪れたのは確か2004年5月だったと思います。この5年の間にスタッフ達が建てたツリーハウスやコテージはどんどん増えました。そして訪れる人たちも増え、私たち家族も行く度に新しい友達と出逢い、でも交流しています。
そんなSweetGrassの原点が上記の様だったとは、とても気持ちが優しくなりました。そして行く度に「自然の一部」って感じていた私たちは、彼らのコンセプト通りだったのです。
SweetGrassの初代スタッフだったホリ君も今やイベンターとして、外部で活動しています。でも、キャンプファイヤーや大晦日のイベントなど、大きな行事には「必ず」現れて、ほり君大好きな私の娘を喜ばせてくれています。ほり君やSweetGrassのスタッフの人たちの、「私にできること!」だと思います。
是非一度、訪れてみてくださ~い。
注)写真は今年の夏訪れた時の快晴!浅間山!です。
SweetGrass
群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢1990
tel.0279-84-2512 fax.0279-84-3533



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